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2017年4月21日 (金)

いじめの認知件数が増加しています

■ 補導・事件数といじめ認知件数の増減割合の乖離■

昨年(平成28年)のいじめに関する警視庁の統計が発表され、逮捕や書類送検・補導人数と件数が発表されています。
まず、下記の内訳をご覧ください。

 〇 事件の摘発・補導人数 : 267件/前年比:マイナス19%
 〇     事件数    : 149件/前年比:マイナス26%

この数値は、3年連続で減少傾向となっています。
しかし。
3月初めに公表されました、文科省の学校を対象とした「いじめの認知件数」の調査はどうなっているのでしょうか。

 〇 いじめの認知件数 : 22万5132件(過去最多)

さらに、潜在的な件数はもっと多いと考えられています。

■数値の乖離の理由はどこに?■

この乖離は、いったいどういうことなのでしょう?
まず一つめの理由は、学校側が早期発見を心掛けているので、その結果として件数が増えているというものです。
いままで表出なかったいじめも認知し表に出し、対策を講じるよう学校側が心掛けるようになったことが挙げられます。

二つめの理由は、SNSを通じた無視や誹謗中傷など、メンタルを圧迫していくいじめが深刻化している、というもの。

一つめの理由に対し、こちらは深刻です。
暴力など目に見える形ではないため、事件化しにくく表出しにくいので、事件としては数えられません。
また、このようなメンタルを圧迫するいじめは、学校から離れていても、いっときも精神的な圧迫から逃れられません。
このようないじめが長期化した場合、最悪の事態が発生してしまうこともあり、その時の学校が受けるダメージは計り知れません。

■いじめが発生しやすい月はいつ?■

ある統計では、いじめが発生しやすい月下記のように挙げています。

 〇 最多発生月は5~6月、次に多い月が10~11月

5~6月と言えば、もうすぐそこ。
初期段階を過ぎると、事態はより深刻になってしまいます。
深刻化する前に、早期に発見し対策を打つことが重要となってきます。

■いじめを止めてほしい人は誰か?■

上記と同じ統計の中で、「いじめを止めてほしい人は誰か?」という質問に対し、

 ・1位:友人
 ・2位:学級担任

という結果が出ています。
生徒等が学級担任にどれだけ助けを求めているのかを表す結果ではないでしょうか。
しかし、その期待が裏切られたら?

子どもの訴えや様子に真摯に耳を傾け、陰湿化する前に止められなければ、教員や学校のダメージも大きなものになってしまいます。
早急に、いじめを見逃さない、発生したらどのように対応するかといった対策を、今から策定しておくことが重要となるでしょう。

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